
試合概要
この記事では2025年9月24日(日本時間)に行われたラ・リーガ第6節 レバンテ vs レアル・マドリードの試合を振り返ります。
結果は1-4でレアル・マドリードが快勝。
開幕6試合全勝で現在首位に立っています!←毎回レビュー記事でこれ書いてるんだけど、書くの気持ちよくてやめられないw
4点のうちエンバペが2得点、ヴィニシウスが1得点、さらにはマスタントゥオーノの嬉しい初ゴールも決まり、チームがさらに勢いづきそうです!
待望のゴールラッシュで勝利した一戦を振り返っていきましょう。
まいマド的総括
ラ・リーガ第6節 レバンテ vs レアル・マドリードのスタメンとハイライト
試合ハイライトはこちら
※ハイライト引用(レアル・マドリード公式チャンネル)
両チームのスタメンとフォーメーション


画像引用元(FOTMOB)
途中出場(マドリーのみ)
71分 マスタントゥオーノOUT↔︎チュアメニ IN
71分 バルベルデ OUT↔︎ベリンガム IN
82分 エンバペ OUT↔︎ロドリゴ IN
82分 セバージョス OUT↔︎カマヴィンガ IN
82分 カレーラス OUT↔︎アラバ IN
試合の流れ
開幕からここまで全勝というレアル・マドリード。
6連勝をかけて、今季昇格のレバンテのアウェーに乗り込みました。
この試合でポイントだったのは、なんといってもDFラインでしょう!
これまで左SBで不動のスタメンだったカレーラスが左CBで先発、さらにはワンオペ状態のカルバハルに代わりラウール・アセンシオが右SBに入りました。
この起用によってフラン・ガルシアはCWC以来のスタメン出場となりました。
前線が躍動
試合開始直後はレバンテに決定機を作られるなど、慣れないメンバーでのDFラインが苦しみます。
しかし試合が進むにつれて、これまでのリーグ戦同様相手陣内に押し込む時間帯が増えていきました。
ついに28分、右サイド相手エリア内でボールを持ったヴィニシウスが意表をついた見事なアウトサイドシュートを決め先制します!
その後の38分にはこの試合、再三シュートを放って決めきれなかったマスタントゥオーノにも待望の初ゴールが生まれ、0−2で前半を折り返します。
後半に入るとレバンテな見事な縦パスから崩され、マドリーからするとアンラッキーな形で失点。
しかし64分にはエンバペのキレのあるエリア内での切り返しが、相手DFのファールを誘いPKを獲得。
これを落ち着いて決め切ります。
トドメは66分のエンバペのゴール。
ピッチ中央でボールを受けたギュレルから抜け出したエンバペに絶妙なパスが通り、これをエンバペが落ち着いて決め切ります。
結果、昇格組のレバンテを1-4という圧倒的なスコアで蹂躙したマドリーが今季公式戦全勝をキープしました!
管理人の感想
急造DFラインに新たな可能性
攻撃陣の爆発っぷりに目が行きがちな試合ですが、僕はDF陣に注目しました!
この試合は何と言っても、カレーラスのCBとしての活躍でしょう!
僕も含め、本職左サイドバックの彼がセンターバックとして、ここまでのプレーを魅せたことに驚いた人も多いと思います。
センターバックという不慣れなポジションにいながら、攻守ともに好プレーを連発するこの試合の彼を見て、一般的な万能型の選手の枠に当てはめることが失礼なくらい万能だと思いましたw
特にインターセプトからドリブルで持ち上がり、最終的にはヴィニシウスのシュートで終わったシーンは印象的です。
そして、カレーラスのコンバートによって先発出場の機会を得た、フラン・ガルシアもCWCから引き続き良かったですね。
CWCでは好調だったにも関わらず、カレーラスの加入によってベンチを温めることとなったフラン。
腐っても仕方ないような状況の選手ですが、彼らしく全プレー全力でこなしてくれました。
ラウール・アセンシオもカレーラス同様、慣れないポジションで新たな可能性を示した選手の1人だと思いました。
この試合、左SBのフラン・ガルシアに高いポジションを取らせつつ、右SBのアセンシオは低めに構えて、ビルドアップ&カウンター対応に備えるという形が見られました。
疑似3バックのようなこの形は彼の弱点である、高い位置のビルドアップを補いつつ、長所であるカバーリングと対人守備を活かす戦術に見えました。
今回この形がある程度うまくいったことで、トレント負傷によりワンオペ状態のカルバハルを休ませるために、バルベルデではなく、アセンシオを右SBとして計算することができる起用法が見つかったと思います。
好調続くレアル・マドリード
DF陣の活躍以外では以下のポジティブな要素がありました。
- 2Gで止まらないエンバペ
- ヴィニシウス1G1A&フル出場
- ベリンガムの身体が軽そう(守備への切り替えのスピードえぐかった)
- セバージョのパス成功率99%(89/90)
快勝した試合とあって、ポジティブな要素が多く嬉しいですね。
特にヴィニシウスのメンタルコントロールもうまくいった印象があるので今後もアロンソ監督の人身掌握術には注目したいと思います。
まとめ
- レアル・マドリード、今季公式戦7連勝!
- 攻撃陣が爆発で4得点!マスオに嬉しい初ゴールも
- 急造DFラインがしっかり機能、新しい可能性も
レアル・マドリードは好調を維持、次戦は今季最初のビッグマッチ、アトレティコとのマドリードダービーです。
9月27日(土)23:15~(日本時間)のラ・リーガ第7節のアトレティコ・マドリード戦は必見です!