スペイン、as紙の”Ceballos, dos vías y un milagro”を要約し、
日本語で紹介します。
この記事のポイント
- 今夏、レアル・マドリード退団が有力視されていたセバージョスのマルセイユ移籍が破談に
- これによりセバージョスはマドリーに残留するか、他クラブからのオファーを待つかを決断する。
- 本人の意向は古巣であるレアル・ベティスへの帰還だが…
記事の概要
セバージョスどうなる?

引用元(セバージョスのInstagramストーリーズ意味深すぎる投稿)
セバージョスのマルセイユ移籍が破談。
今夏の移籍市場も終盤に差し掛かるなか、セバージョスに注目が集まっています。
彼はシャビ・アロンソ監督体制になってから、出場機会に恵まれず昨季になっていたゲームメイカーとしての役割もギュレルへ奪われつつあります。
また今年29歳を迎えた彼にとって、今年は”勝負のシーズン”来年のW杯を見据えて確実に出場機会を確保したいという意向が存在します。
それによって今夏は退団を示唆しており、マルセイユ移籍への移籍がほぼ確実視されていました。
しかし、セバージョス本人が最終段階で拒否。
これにより彼の未来は3つの道に別れました。
レアル・マドリードに残留
セバージョスのマルセイユ移籍破談はクラブも驚いた決断でした。
しかしセバージョスは「中盤の駒が不足している現状でチャンスはある」と考えているようです。
ただし序列は低く、バルベルデやチュアメニ、カマヴィンガ、ベリンガム、さらには今季から中盤でゲームメイクを担っているギュレルよりも下です。
とはいえ昨季も同じような序列から出場機会をつかみ、12月〜1月でレギュラーを勝ち取った経験があります。
昨シーズンは調子が上がってきたところで怪我に泣かされましたが、再び信頼を勝ち取る可能性は残されています。
古巣レアル・ベティスへの復帰
選手本人が最も望んでいるのは古巣ベティスへの復帰。
しかし現実的には復帰が実現することは難しいとされています。
給与面では大幅な減額を受け入れれば合意可能であるものの、最大の障害はクラブ間の合意。
現時点でベティスからマドリーへの正式な接触はなく、ベティスは昨季レンタルながら大活躍したアントニーの獲得を進めています。
その後、予算を整理して彼の検討を考えると思われますが、マドリーはマルセイユが提示した条件を下回るオファーであれば交渉の余地なしと判断するでしょう。
他のクラブからの駆け込みオファーを待つ
最後の選択肢は他クラブからのオファーを移籍最終日まで待つこと。
実際にプレミアリーグを中心に複数のクラブがセバージョスに関心を寄せているようです。
本人の希望としては「ベティスかマドリーが無理なら、最低でも欧州カップ戦に出場できるクラブ」でプレーすること。
選択肢は限られるものの、市場最終盤に急展開がある可能性は残されています。
管理人の感想・考察
まずはマルセイユに行かなくてよかったね…!
というのも例の暴力事件、皆さんもご存知の方も多いと思う。
このブログはレアル・マドリードとかスペインフットボールを扱いたいので詳細には書きませんが、
ざっくりいうと…
開幕戦で負けた後、チームメイト同士で殴る蹴るの大喧嘩をした
とても21世紀のプロスポーツクラブで起きる出来事とは思えないですよ。
というわけで我々の愛するセバージョスがそんなクラブに行かなくて良かったと胸を撫で下ろしました。
僕はマドリーから去った選手たちのその後も追っかけている派の人間なのでね。
ただ記事にもあった通り、彼にとってはW杯に出場するための勝負の1年なので今の状況を変えたいと思うのは理解できます。
個人的にはセバージョスにはマドリー残留してほしいと思っています!
昨季、リーグ戦中盤での復活劇はセンセーショナルだったし、きっと今季も同じような働きができると思う。
特に管理人が現地観戦した1月のラス・パルマス戦でのパフォーマンスと彼が交代で退く時のベルナベウでのスタンディングオベーションが忘れられない!
きっとセバージョスならマドリーでもう一花咲かせてくれると信じています!

昨季管理人が現地観戦したマドリーvsラス・パルマス戦
セバージョスが圧巻のプレーを魅せた(写真撮った時はもう下がってるけど)
まとめ
セバージョスにとって2025年はキャリアの分岐点。
来年のW杯出場を狙うためにも、どの道を選ぶかが極めて重要になります。
マドリー残留か、愛する古巣か、それとも新天地か。
数日のうちに彼の未来は決まります。