
試合概要
この記事では、2026年4月16日(日本時間)に行われた、
チャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd leg『バイエルン・ミュンヘン vs レアル・マドリード』の試合を振り返ります。
リーグ戦でチュアメニ不在シュミレーションをするものの、深刻な課題を露呈し、不安を抱えながら敵地アリアンツ・アレーナに乗り込んだ一戦。
結論から言えば、「壮絶な撃ち合いの末、終盤の失速とカマヴィンガの退場劇でバランスが崩壊し、トドメを刺された試合」でした。
まいマド的総括
チャンピオンズリーグ 準々決勝 1st leg レアル・マドリード vs バイエルン・ミュンヘンのスタメンとハイライト
試合ハイライトはこちら
※ハイライト引用(WOWOWサッカー official)
両チームのスタメンとフォーメーション


画像引用元(FOTMOB)
試合の流れ
衝撃の36秒と、拭えないセットプレーの不安
開始わずか36秒、相手GKのパスミスを見逃さなかったギュレルが直接ゴールを奪う、幸先の良いスタートを切りました。
ラッキーな形ではありますが、大一番におけるマドリーの立ち上がりの激しい圧力が生んだ先制点です。
しかし6分、CKからあっさりと失点。
ここはルニンのコーナーキック対応の悪さが出てしまった場面です。
エリア内の相手選手を気にするがあまりにボールへアプローチできませんでした。
ルニンは元からハイボール処理やクロス対応は得意な方ではないと思っていましたが、あそこは序盤の流れを考えても防ぎ切りたかった場面です。
その後はバイエルンの保持とハイプレスに対し、マドリーがどう前進するかの構図へ。
ギュレルの魔法と、エンバペ&ヴィニシウスの掛け算
20分を過ぎるとゲームは落ち着き、バイエルンの保持に対してマドリーがどう守備ブロックを整えつつアタッキングサードへ侵入するかという展開へ。
29分、ブライムがバイタルエリアで獲得したFK。
これをギュレルが芸術的な軌道で直接叩き込み、アグリゲートスコアで同点に追いつきます!
37分にはクリアの小ささからケインに決められ再び突き放されますが、42分にマドリーの真骨頂が発揮されます。
自陣からのロングカウンター。左サイドを突破したヴィニシウスが中央へ絶妙なパス。
走り込んだエンバペが流し込みました。
昨季からそうでしたが、どうしてもそれぞれがドリブルでのターン制になりがちだった二人の個性が、ようやく「デュオ」として噛み合った瞬間。
この一連のカウンターこそが二枚看板を並べる意味だと確信させる音速の得点でした。
崩壊した守備組織と、カマヴィンガの致命的なミス
後半、マドリーはブロック守備を安定させ、鋭いカウンターでバイエルンを脅かします。
61分にはブライムを下げ、直近不調が続いているカマヴィンガを投入。
ピボーテのバルベルデを右へスライドさせ、守備強度とカウンターの推進力を高めるシステムへと移行しました。
しかし、ここからが悲劇の始まりでした。
80分を過ぎ、ヴィニシウスとエンバペが目に見えて守備をサボり始めたことで、前線からの守備での制限が消失。
押し込まれた状態でのパス回しに耐える時間が増える中、86分にカマヴィンガが二枚目のイエローカードで退場となります。
1枚目の対応からして不用意なプレーだったと思います。
持たれる状況にも関わらず、前に出過ぎた結果、ディフェンスラインとのギャップまでボールを運ばれ、後ろから無理に止めてカードをもらってしまう。
そして2枚目のカードは議論の余地があると思いますが、態度の悪さかコンタクトが問題だったのか分かりませんがどちらにしてもカードを持っている状態でのプレーではありませんでした。
明らかに今の彼は本来のコンディションではありません。
一人少なくなったことでバイタルでボールホルダーに対するプレスが甘くなりました。
88分にルイス・ディアスのミドルで勝ち越し、94分にはオリーセのカウンターを浴びて万事休す。
2戦合計6-4。
マドリーのCL奪還の夢は、ここで潰えました。
管理人の感想
言いたいことはあるけれど
この試合について、「たられば」を語り出せばキリがありません。
もしクルトワがいれば、あのCKは防げたかもしれない。
もしブライムがそのまま残っていれば、前線の推進力を維持できていたかもしれない。
もしチュアメニがいれば、終盤のバイタルの崩壊はなかったかもしれない。
チームとしての完成度が極めて高い今季のバイエルンに対し、ここまで肉薄しながらも、ほんの少しの掛け違いで負けてしまった。
ただ、それがフットボールの残酷さであり、美しさでもあります。
これだけ多くの「もしも」が浮かんでくるほど、僕たちマドリディスタにとって悔しく、そして惜しい試合だったのだと思います。
現実的な「終戦」と、前を向くための切り替え
これでチャンピオンズリーグ敗退。
シーズンはまだ終わっていません。
ただ、ラ・リーガでは首位バルセロナと勝ち点9差。
残り7節という状況を考えれば、今季のマドリーのタイトルレースは「極めて絶望的」と見るのが妥当でしょう。
バルセロナもCLでアトレティコに敗れているため、リーガ獲得へ全力を注いでくるはずです。
今季は大型補強に始まり、アロンソの招聘、そしてアルベロアへの交代と、まさに激動の1年でした。
例年通り、怪我人が多発する中で選手も含めた現場は本当によく頑張ってくれたと思います。
僕たちにできることは、この結果を真摯に受け止め、次なる戦いへと気持ちを切り替えることだけです。
とはいえ、我々は前述したように国内リーグへ切り替えることも難しい状況です(涙)
「まいにちマドリディスタ」は、皆さんのこのやりきれない気持ちを少しでも軽くする場所であり続けたいと改めて感じました。
今季を振り返って書き殴った総括記事もあるので、ぜひ見てみてください。
まとめ
- 4-3(2戦合計4-6)でバイエルンに敗北し、CLベスト8敗退。
- ギュレルの大車輪の活躍と、ヴィニシウス&エンバペが初めて見せた完璧な共鳴。
- タイトル獲得は極めて困難な状況に。来季へ向けた組織の形が問われる「事実上のシーズン終了」となった。
次戦は4月22日のラ・リーガ第33節のアラベス戦です!
ホームなのでまた何か起きそうな気がしてしまいますが、見守りましょう
ではまた次の記事でお会いしましょう!
バイバイ!