
試合概要
この記事では、2026年4月8日(日本時間)に行われた、
チャンピオンズリーグ 準々決勝 1st leg『 レアル・マドリードvs バイエルン・ミュンヘン』の試合を振り返ります。
マンチェスター・シティ、アトレティコを撃破した「黄金律」を崩し、二枚看板を並べる強気な布陣で挑んだこの試合。
待っていたのはバイエルンの猛烈な圧力と、自分たちのミスから首を絞めるという、厳しい展開でした。
結論から言えば、「完敗とまではいかないものの、組織としての完成度はバイエルンに軍配が上がり、辛うじて2ndレグへの望みを繋ぎ止めた試合」でした。
まいマド的総括
チャンピオンズリーグ 準々決勝 1st leg レアル・マドリード vs バイエルン・ミュンヘンのスタメンとハイライト
試合ハイライトはこちら
※ハイライト引用(Real Madrid)
両チームのスタメンとフォーメーション


画像引用元(FOTMOB)
試合の流れ
バイエルンの猛圧に窒息
試合開始の笛が鳴った瞬間から、マドリーはバイエルンの凄まじいハイプレスに晒されました。
好調の要因だったピタルチを中心とした流動的なビルドアップは影を潜め、非保持で高い位置からハメに来る相手に対し、アタッキングサードへボールを運ぶどころか、自陣からの脱出さえままならない時間が続きます。
8分にはウパメカノに決定機を作られるなど、序盤は完全にバイエルンの土俵で相撲を取らされる展開でした。
前半序盤をなんとか潜り抜けると、ハイセンが勇気を持って縦パスを差し込み始めます。
ようやくカウンターの形や保持の時間が生まれ始めました。
しかし、組織としてのビルドアップはスムーズにいかず、26分と27分には自陣での致命的なミスを連発。
相手の精度の低さに助けられたものの、安定したボール前進を確立できないまま時間が過ぎていきました。
絶望の連鎖と、一瞬の煌めき
最悪の事態は前半終了間際に起こります。
左サイドのハーフウェイライン付近で、組み立てのミスからボールを失うと、バイエルンの鋭いトランジションの餌食に。
一気にカウンター対応が遅れた隙を突かれ、先制点を献上。
さらに、修正を期待した後半開始直後の46分にも、集中力が切れたような形で失点を重ね、0-2という深刻な状況に追い込まれました。
60分にはヴィニシウス、65分にはエンバペが決定的な形を作りますが、いずれも守護神ノイアーの理不尽なまでの壁を前に得点を奪えません。
しかし74分、沈黙を破ったのは右サイドからでした。
インナーラップで高い位置を取ったトレントが、超高精度の地を這うクロスを供給。
これをファーサイドで待ち構えていたエンバペが仕留め、ついに1点を返します。
その後も猛攻を仕掛けましたが、1-2のままタイムアップ。敗戦という重い事実を突きつけられました。
管理人の感想
失われた「右のバランス」とノイアーに防がれた二枚看板
直近の強さの原動力は間違いなく、リンクマンブライムと神出鬼没の攻撃参加ができる右ウイングのバルベルデでした。
しかしこの試合では、その成功パターンを捨て、ヴィニシウスとエンバペを並列させる形を選択しました。
守備面では、ヴィニシウスと特にエンバペが、これまで以上にプレスバックや非保持のタスクを一生懸命こなしていた点は評価に値します。
しかし、それ以上に攻撃が単調すぎました。
ブライムがいた時のような「ライン間での繋ぎ」が失われ、単発での攻撃が多くなっていた印象で、前線と中盤の距離感が悪くなっていました。
シティ戦で見せたような、有機的に連動して時に緻密に時に大胆に相手を崩すフットボールが恋しくなったのは、僕だけではないはずです。
エースの責任と、2ndlegに向けてのあれこれ
ノイアーが凄すぎたという事実はありますが、エンバペとヴィニシウスは「個の力で理不尽に点を取る」ために、チームの構造的バランスを削ってまで起用されている選手たちです。
彼らが複数のシュートチャンスを手にしながら、1点に留まったという事実は重く受け止めるべきでしょう。
そんな中、チュアメニが累積で2ndleg出場停止というのは痛すぎます。彼は今のマドリーで最も替えの効かない守りの要だからです。
攻撃で得点を奪い切る、完結し切らないと間違いなくカウンターを喰らって失点します。
一方でポジティブなのはベリンガムの存在です。
途中出場した彼のドリブルでの運びはさすがでしたし、何と言ってもボールを失わずにエンバペとヴィニシウスに届けることができるのが今の彼に与えられるミッションなのではないかと思いました。
まとめ
- ホーム1stlegで敗北。次戦は勝利マスト
- バイエルンの圧巻のハイプレスと守護神ノイアーの前に沈む
- 次節はとにかく得点を奪わないと!
週末のラリーガ、ジローナ戦を挟んでからの2ndレグです!
アウェイですが必ずや逆転突破を果たしましょう!
ではまた次の記事でお会いしましょう!
バイバイ!