試合レビュー

ベリンガム決勝弾&クリーンシート!レアル・マドリードがユベントスを撃破! チャンピオンズリーグ第3節

試合概要

この記事では2025年10月23日(日本時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節 レアル・マドリード vs ユベントスの試合を振り返ります。

代表ウィーク明けのラ・リーガをなんとか勝ちきり、ここからビッグマッチが続きます。
まさにゲームのボスラッシュ的な展開です。

その連戦の始まりを告げるのはイタリアの雄、ユベントス。
国内リーグで圧倒的な力を誇っていましたが、ここ数年はその勢いにかなりの衰えを感じます。
とはいえ、ヴラホヴィッチユルディズな豊富なタレントを抱えており、油断はできません。

そんな緊張感のある中望んだビッグマッチでしたが、
結果は1-0でマドリーが勝利を掴み取りました!!

ヴィニシウスの個人技からベリンガムが決めた値千金の一発
そしてアセンシオとミリトンの鉄壁の守備。
苦しい時間帯も多かったけれど、「勝負強さ」というマドリーらしさが光った一戦でした。
それではCL3戦目を詳しく振り返っていきましょう!

まいマド的総括

ラ・リーガ第7節 アトレティコ・マドリード vs レアル・マドリードのスタメンとハイライト

試合ハイライトはこちら

※ハイライト引用(WOWOWサッカー公式チャンネル

両チームのスタメンとフォーメーション

画像引用元(FOTMOB

途中出場(マドリーのみ)

74分 ギュレル OUT↔︎カマヴィンガ IN
84分 ヴィニシウス OUT↔︎フラン・ガルシア IN
84分 ブライム・ディアス OUT↔︎マスタントゥオーノ IN
88分 ラウール・アセンシオ OUT↔︎ゴンサロ・ガルシア IN

試合の流れ

慎重な立ち上がりから主導権を握るマドリー

序盤はユベントスのカウンターが鋭く、ヒヤッとする場面が続きました

特に6分、アセンシオが自陣エリア内で危険なクロスをスライディングでカットしたプレーは見事!
その直後にもカウンター局面でのパスカットで相手の攻撃の芽を摘み、守備での存在感が光ります。

サイド攻撃からチャンスを作るも決定力に欠ける展開

前半中盤からはマドリーがゲームを支配します。

ヴィニシウスとブライム・ディアスを中心にサイドをえぐる攻撃が増えるも、
中央を固めるユーベの壁は厚く、なかなか決定機が生まれないまま試合を折り返します。

ヴィニの突破から復調のベリンガムが決勝点

後半に入ってもユベントスの守備は固いまま。

それでも57分、ヴィニシウスが左サイドで相手DFを翻弄し、エリア内へ切れ込みシュートを放ちます。
するとそのシュートがポストに当たってゴール前にこぼれると、走り込んだベリンガムが冷静に流し込み、ゴール!!

肩の手術から復帰して以降、起用法含め難しい状況が続いていたベリンガムが試合を動かします。

堅守を支えたクルトワとミリトン&アセンシオの安定感

得点後はユベントスの反撃も強まりましたが、DF陣とGKクルトワがシャットアウト。

相手のハイプレスからのショートカウンターとマドリーのハイプレス強度が落ちて、オープンな展開となりましたが、
守備陣全体が集中し続け、1点差を守り抜きました。

まさに”ビッグマッチ特有の集中力の高いマドリーらしさ”を感じる試合となりました!

アセンシオの活躍と気になる負傷の様子

試合終盤、アセンシオは再び体を張った守備で相手のシュートをブロック。
85分のプレーでは文字通り決死のシュートブロックでゴールを守りますが、その直後に左足ハムストリングを負傷した様子ですぐにゴンサロと交代となりました。

勝利の立役者の一人だけに、怪我の具合が本当に心配です。

管理人の感想

ベリンガム&ギュレルの現状の最適解が見つかった?

この試合では、ついにスタートからベリンガムとギュレルのインテリオールを採用しました!
結果として、現状ベストなベリンガムの起用法が見つかった印象です。

基本的に押し込む場面ではベリンガムはエンバペと横並びに近い形をとり、それぞれ自由にボールに関わっていきました。
この辺りのアドリブ感がこの試合ではまだまだ成長の余地があると感じたので、
試合を重ねるうちに完成度が高いシステムになるのかな感じました。

このシステムの最大のメリットが押し込んだ状態での攻撃での得点確率が上がる点だと思います。
得点シーンに代表されるように相手エリア内にベリンガムがFW的に待ち構えることで、サイドからのクロスや混戦で得点する確立がぐんと高まります。

これまでの押し込んだ時の相手エリア内はマイナスに構えるエンバペ、逆サイドのウイング(ヴィニorマスタントゥオーノら)、1.5列目から飛び出すギュレルといった感じで、ボックスで勝負できるアタッカーがいませんでした。

これによってサイド攻撃の脅威が落ちて、結局個人技を駆使して強引に中央突破を試みるという形が散見されました。
そんな停滞感を感じる攻撃がこの試合のベリンガムの起用だけで大きく変わる予感を感じさせてくれたのがよかったです。

CBコンビとブライム&フェデコンビの活躍

この試合、マドリーの選手達は全体的に好パフォーマンスでしたが、
中でもブライムとフェデの右の縦関係ミリトン&アセンシオのCBコンビの活躍は目を見張るものがありました。

ブライムに関してはドリブル、オフザボールでのランニング、ターン、守備時のプレスと全てがハイクラスの活躍。
これぞ”ブライム・ディアス”
というらしさ全開の活躍を見せてくれました。

そのブライムを後ろから支えたのが、フェデ・バルベルデでした。
右サイドバックの位置からのダイナミックなドリブルでの運びと安定感のあるビルドアップに加えて高いポジショニングで右サイドをブライムとともに躍動しました。
正直このレベルのパフォーマンスを見せられるとトレントとカルバハルに満足できなさそう…笑

最後は何と言ってもミリトン&アセンシオのCBコンビです。
マドリーのボール保持時に両サイドバックが高いポジションにいるのでカウンターの際は広大なスペースを守りつつ、マンツーマンに近い形のハイリスクな守備対応となりました。

実際、序盤とマドリー得点後にはかなり危ないシーンがありました。
ただ彼らのスピードと対人能力の高さで間一髪を守り切りました。

そんな中、終盤のアセンシオの負傷退場は週末にクラシコを控えるマドリーにとって最大の不安材料です。

まとめ

  • ビッグマッチの連戦初戦を見事勝利
  • ベリンガム&ギュレルの共存に確かな手応え
  • 次戦は決戦 クラシコ!!

次戦は10月27日(月)00:15~(日本時間)のホーム バルセロナ戦です。
ラ・リーガ前半戦のまさに決戦です。
両チーム怪我人が多い中ですが、この試合は結果が全て。
勝利してCLリバプール戦にも弾みをつけたいところです!

ではまた次の記事でお会いしましょう!
バイバイ!

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