試合レビュー

【噛み合い始めた歯車】ギュレルの60m超絶弾&カンテラーノ躍動!結果・内容・マネジメントすべてが完璧な圧勝劇! レアル・マドリード vs エルチェ 試合レビュー ラ・リーガ第28節

試合概要

この記事では、2026年3月15日(日本時間)に行われた、
ラ・リーガ第28節『レアル・マドリード vs エルチェ』の試合を振り返ります。

CLシティ戦の大勝から中2日。
ローテーションを組むのか、そしてラ・リーガで苦しめられる「引いた相手」に対してどう得点を奪うのかが最大の焦点だったこの試合。

結果は、4-1の圧勝!!

結論から言えば、「シティ戦での戦い方を維持しつつ、流動的な保持・前進と個の決定力、そしてカンテラーノの台頭でローテションもできた100点満点の試合」でした!

まいマド的総括

ラ・リーガ第28節 レアル・マドリード vs エルチェのスタメンとハイライト

試合ハイライトはこちら

※ハイライト引用(Real Madrid

両チームのスタメンとフォーメーション

画像引用元(FOTMOB

試合の流れ

シティ戦の戦い方を継続!流動性が生んだ前半の猛攻

シティ戦1stlegからスタメンはギュレルトレントメンディが変わったのみ。

CLとラ・リーガの違いによるモチベーションの低下が心配されましたが、笛が鳴った瞬間、それは杞憂だと分かりました。

マドリーはシティ戦で見せたプレス戦術をそのまま継続!

チーム全体が、現在のコンパクトなプレス戦術に絶大な自信を持っていることがヒシヒシと伝わってきました。

待望の先制点は39分。
ブライム・ディアスがペナルティエリア前でファウルを獲得すると、フリーキックからバルベルデ砲が炸裂!

これはGK正面に弾かれますが、混戦からリュディガーが豪快なボレーで流し込みました。

さらに44分、自陣からブライムが関わって前進し、左のフラン・ガルシアへ展開。
マイナス方向で待ち構えていたバルベルデへボールが渡ると、左足でのシュートフェイントから鋭く切り返し、右足で見事なコントロールショット!

美しい連携から、完璧な時間帯に追加点を奪いました。

カンテラ勢の躍動と、ギュレルの”60m”スーペルゴラッソ!

60分前後、アルベロア監督は彼の真骨頂とも言える大胆な采配を見せます。

主力選手達を一気に下げ、ギュレルゴンサロ・ガルシアを筆頭にカンテラーノ達も投入!

すると66分、さっそくカンテラ組が結果を出します。FKの崩れから、右サイドのヤネスがタイミングをずらして極上の左足クロス。

これにセットプレー崩れで残っていたハイセンがドンピシャのヘディングで合わせて3点目!

得点後、ハイセンがアシストのヤネスを称えるセレブレーションも、チームの雰囲気の良さを象徴していて最高でした。

85分にはカマヴィンガの自陣深い位置での致命的なミスからオウンゴールを献上してしまいますが、そのモヤモヤを吹き飛ばすスーパーゴールが生まれます。

89分、相手GKのポジショニングが前に出ているのを見逃さなかったギュレルが、なんとハーフウェーラインよりかなり手前、約60mの距離から超絶ロングシュート!

美しい軌道を描いたボールはそのままワンバウンドしてゴールへ吸い込まれ、ベルナベウを熱狂の渦に巻き込んで試合を締めくくりました!

管理人の感想

「配置の固定化」からの脱却とカンテラーノ勢が吹き込む新たな風

以前から指摘している通り、マドリーは保持局面において配置が固定化され、相手のブロックを動かせない外循環でのパス回し、いわゆる「U字パス」の停滞に苦しんできました。

しかしこの試合では、シティ戦同様にブライムピタルチを中心に攻撃時の流動性が劇的に向上していました。

それぞれの選手がポジションに縛られず、有機的に連動することで、エルチェ守備陣に的を絞らせませんでした。

そして後半、カンテラーノたちが大量投入されたことで、ピッチにさらなるエネルギーが注入されました。

普段カスティージャで共にプレーしている彼らの阿吽の呼吸から、これまでのトップチームには少なかった「ワンタッチで崩すアイデア」や、スムーズでシンプルな攻撃がが何度も見られました。

若手の活力がチームの組織設計に新しいオプションをもたらしてくれたのは、計り知れない収穫です。

個人的に良かったと感じる選手達

特定の選手に目を向けると、3戦連続の得点となったバルベルデの追加点は芸術的でした!
あの場面で強引に打たず、冷静なシュートフェイントで切り返せる余裕。

今の彼はまさにレアル・マドリードで最も得点の匂いがする男になっています。

DFラインに目を移すと、ハイセンの安定感も増してきました。
怪我での離脱や守備面での頼りなさ、持ち前のビルドアップまでなかなか他の選手と噛み合わない印象がありましたが、シティ戦に引き続き、この試合でも攻守ともに非常に頼れる存在になっていたと思います。

そして何と言ってもアロンソ解任以降、最も日の目を浴びていなかったフラン・ガルシアの活躍も触れずにはいられません。
シティ戦後半のスクランブル投入から継続して高いパフォーマンスを見せてくれています。

これまで彼の課題だった守備時の軽さ、特に対人した際の頼りなさは全く感じず、「ボールが入る前に相手にアタックする」詰めの早さをみせ、対面する相手に前を向かせる隙を与えません。
そしてこの試合ではバルベルデの得点をアシストするなど攻撃面での存在感も発揮していました。

他にもピタルチ、ブライム、チュアメニ、途中出場のカンテラーノたち等好調さが伝わる選手がこの試合は多かったと思います。

まとめ

  • 4-1の圧勝!ローテーションと勝利を完璧に両立させた、文句なしのマネジメント!
  • 保持時の流動性が劇的改善。ブライムと若手たちの連動が引いた相手を粉砕した。
  • ギュレルの超絶60m弾とバルベルデの極上フェイント!個の理不尽さも健在。
  • 主力に休養を与えつつ、カンテラ勢に自信を植え付けた最高の状態で、いざ運命の2ndレグへ!

結果も、内容も、そして主力のプレータイム管理も、すべてが狙い通りにハマった試合になり、マドリディスタにとってこれ以上ない週末となりました。

さあ、次戦はいよいよ3月18日、チャンピオンズリーグ、マンチェスター・シティ戦の2ndレグです!

この最高のテンションのまま、敵地でも絶対的な王者のフットボールを見せつけてやりましょう!

ではまた次の記事でお会いしましょう! バイバイ

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