試合レビュー

【痛恨の引き分け】ブロック守備を崩せず… ラージョ vs レアル・マドリード 試合レビュー ラ・リーガ第12節

試合概要

この記事では、2025年11月10日(日本時間)に行われたラ・リーガ第12節「ラージョ vs レアル・マドリード」の試合を振り返ります。

CLリバプール戦で今季2敗目を喫したレアル・マドリード。
好調時の流れを戻したい白い巨人でしたが、”難攻不落の要塞バジェカス”で行われた試合は

0-0での引き分け

これによりマドリーは2試合連続ノーゴールとなり、
一気に雰囲気は危機(クライシス)に包まれています。

早速試合を振り返っていきましょう。

まいマド的総括

ラ・リーガ第11節 レアル・マドリード vs バレンシアのスタメンとハイライト

試合ハイライトはこちら

※ハイライト引用(レアル・マドリード公式チャンネル

両チームのスタメンとフォーメーション

画像引用元(FOTMOB

途中出場(マドリーのみ)

46分 ハイセン OUT→ミリトン IN
71分 ブライム OUT→セバージョス IN
79分 カマヴィンガ OUT→ロドリゴ IN
83分 バルベルデ OUT→トレントIN

試合の流れ

引かれた相手を崩しきれず

この試合、全体を通してラージョのゴール前のブロック守備の攻略に手を焼きます。
これはリヴァプール戦のレビューでも言及しましたが、今季1番の課題でしょう。

しかしそんな中でもベリンガムをターゲットに据えてのロングボールとクロスで攻撃の幅を出そうとしているようには感じました。
セットプレー崩れのシーンからラウール・アセンシオのダイビングヘッドで決定機もありました。

とはいえ停滞感はあり、ミドルシュートやそもそも攻撃を完結しきれずにアタッキングサードでボールを奪われてカウンターを喰らうシーンもみられました。

後半に入っても流れ変わらず引き分けに

後半に入ってからも試合の基本的な展開は変わりませんでした。

マドリーはシュートの意識をより高めたのか、
後半に入って16本のシュートを放ちますが、枠内シュートは3本のみ

逆にラージョのxG(得点期待値)1.05に対してマドリーのxG0.46と効果的な攻撃ができていなかったことは数値にも表れています。

そしてその状況を打開するためにも70分過ぎにセバージョスロドリゴを投入しますが、
特に大きな変化も見られずでした。

そのまま試合が終わり0-0。
選手やアロンソ監督の顔を見てもチームの停滞感を感じさせるような試合となりました。

管理人の感想

ゲームチェンジャー不足と選手たちのモチベーション

ボール保持時の崩し方に苦しんでいるマドリーですが、
それ以上に深刻なのが、停滞した攻撃に“火”をつけられるゲームチェンジャーの不在だと感じました。

昨季までは、ブラヒム・ディアスやカマヴィンガが投入されたタイミングで一気にテンポやギアが上がる印象がありました。
しかし今季は、その役割を担う存在がなかなか見つかっていません。

今季のゲームチェンジャー筆頭と言えるロドリゴは相変わらず絶不調。
セバージョスもどちらかというと試合を落ち着かせるタイプで、「流れを変える」という意味では少し役割がズレている印象です。
この試合が特に重たく感じられた一因は、ここにもあると思います。

加えて、今アロンソ監督が直面している最大の問題は、チーム全体のモチベーション管理だと考えています。
ゲームチェンジャー云々の前に、まず前線の選手を「代えづらい」。
そんなふうに、特定の選手にパワーが偏ってしまっているのが、今のマドリーの現状です。

好調なエンバペはパフォーマンス的に交代させづらい。
ヴィニシウスは交代となると露骨に不満を示す。
アロンソ監督からすると、かなり身動きの取りづらい状況に追い込まれているようにも映ります。

このあたりはまた別の記事/動画でじっくり語りたいテーマですが、
チーム内で発言力・影響力の大きい選手たちが不平不満を口にし始めると、
監督のコントロールは一気に難しくなります。

これは、かつてのモウリーニョ政権末期ラファ・ベニテス政権とも共通する構図です。

今のマドリーは、戦術面だけでなく、
「誰がゲームの流れを変すのか」「誰がチームをまとめるのか」という
ピッチ内外の役割分担がぼやけているように感じます。

だからこそ、ここからのポイントは、

  • ベンチから流れを変えられる新たなゲームチェンジャーの台頭
  • エースたちのエゴをうまく扱いながら、チームとしての一体感を取り戻せるか

この2点に尽きると思います。

まだシーズンは長く、ここから立て直す余地はあると思っています。
アロンソ監督がこの難しい局面をどう乗り越え、
どんな「次の一手」を打ってくるのか。

マドリディスタとしてはモヤモヤも抱えつつ、それでもやっぱり、
アロンソ監督の招聘が確定した時の「新しいマドリー」を見るワクワク感を思い出しながら待ちたいと思います。

まとめ

  • 今季初の引き分け
  • チームの雰囲気は最悪でクライシス報道も
  • 代表ウィークへ突入

次戦は11月24日(月)05:00~(日本時間)のラ・リーガ第13節のエルチェ戦です。

ではまた次の記事でお会いしましょう!
バイバイ!

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