
試合概要
この記事では、2026年3月12日(日本時間)に行われた、
チャンピオンズリーグ ラウンド16『レアル・マドリード vs マンチェスター・シティ』の一戦を振り返ります。
直近のセルタ戦やヘタフェ戦では、極度の攻撃停滞と崩壊寸前の被カウンター対応に苦しんでいました。
しかし、この大一番でチームは劇的な変化を見せます。
結果は、なんと 3-0の圧勝!!
結論から言えば、「レアル・マドリードらしい、大一番での圧倒的な勝負強さと組織的献身でシティを完全に飲み込んだ最高の試合」でした!
まいマド的総括
チャンピオンズリーグ ラウンド16 1stleg レアル・マドリード vs マンチェスター・シティのスタメンとハイライト
試合ハイライトはこちら
両チームのスタメンとフォーメーション


画像引用元(FOTMOB)
試合の流れ
度肝を抜く先制点と、流れるような追加点!
序盤、目立っていたのはマドリーの尋常ではないプレス強度と、シティ(特にドク)の鋭いカウンターでした。
このプレー強度が90分続くとは考えづらく、「早い時間帯に先制点が欲しい」と思っていた矢先の19分、信じられないプレーが飛び出します。
クルトワからのゴールキックに近いロングボールを、右サイドのフェデ・バルベルデが極上のタッチで足元にピタリと収め、そのまま相手GKをかわしてゴール!
テキストで書くと意味不明ですが、本当に起きたスーパープレーです!
↑僕は試合中にポルナレフ状態に陥りました…笑(ジョジョ知らない方はすみません)
さらに27分、今度は直近のマドリーからは想像もできないほど綺麗な崩しが炸裂します。
自陣のクルトワからメンディ、中盤のブライム・ディアスを経由し、左サイドに開いたヴィニシウスから最後は再びバルベルデ!
前節までの前線の停滞が嘘のように、ピッチを広く使った連動性で完全にシティ守備陣を切り裂きました。
その後、42分にもブライム・ディアスが相手ペナルティエリア内で小さく浮かしたパスを後ろから走り込んできたバルベルデが芸術的なコントロールで相手をかわして、そのままネットを揺らし、なんと前半だけでハットトリック達成。
バルベルデのキャリア初のハットトリックが大一番で飛び出し、ベルナベウの熱気は最高潮に達しました!
CF不在システムの機能と、猛攻を凌いだ「神」の降臨
後半に入ると、メンディが負傷交代するアクシデントがありましたが、チームは集中を切らしません。
55分には自陣深くから一気にヴィニシウスがカウンターを発動。
エリア内でドンナルンマに倒されてPKを獲得します。これをヴィニシウス本人が外してしまうという痛恨のミスもありましたが、ゴール前の最後の守備ブロックは非常に強固でした。
シティがボールを握る展開のなか、74分に最大のピンチが訪れます。自陣低い位置でピタルチがボールを受けたところを狙われ、決定的なシュートを打たれますが、ここでクルトワが人外の反応速度でビッグセーブ!!!
もしこれが決まっていれば試合の流れは完全にシティに傾いていたはずです。
リュディガーを中心としたDF陣も奮闘しクリーンシートを達成。
最高の形で1stレグを締めくくりました。
管理人の感想
「CF不在」を逆手にとった見事な試合運び!
本当に勝利でした!素晴らしい!
直近の試合内容と結果だけ考えたら、シティにボコボコにされてもおかしくなかったと思います。
特にセルタ戦から懸念されていた「CF不在による中央の空洞化」を、中盤の運動量で解決して見せたのはお見事。
両ワイドのバルベルデとヴィニシウスがしっかりと幅を取り、ブライムが「偽9番」として神出鬼没にバイタルへ顔を出す。
この流動的な配置に対して、シティはピボーテの脇のスペースをケアできていませんでした。
さらに、保持の局面では、ピタルチ勇気を持ってが中盤の底でボールを引き取ることでビルドアップに余裕が生まれ、外循環ばかりだったボール回しに劇的な改善が見られました。
中央でのレイオフで相手を引きつけながら前進できるシーンも見られ、彼の存在がカウンターの起点として機能していた点も高く評価すべきだと感じます。
殊勲のバルベルデとメンディ、ブライムらが躍動
個人にフォーカスすると、右ウイングに入ったバルベルデが圧倒的すぎました!
圧巻の3ゴールはもちろん、持ち前の豊富な運動量で攻守両面を制圧。
右サイドだけでなく中盤までも彼のプレーエリアであり、まさにマドリーの心臓。
この試合はバルベルデのバルベルデによるバルベルデのための試合でした。
そして、この試合をクリーンシートで終わらせることができたのはクルトワをはじめとした守備陣の奮闘が欠かせませんでした。
いつもより守備を頑張っていたトレント、ハイセンも評価したいですが、特にメンディとリュディガーは個人的に痺れました。
こういうヒリヒリする大一番で、最後の最後でシュートコースに足が伸びるリュディガーの理不尽なまでの対人能力は、チームに計り知れない安心感を与えてくれます。
そして今季、怪我で全く存在感がなく、放出確定の烙印を押されていたメンディの圧倒的な守備力には脱帽です。
前半の彼は壁と化しており、相対するサビーニョに全く仕事をさせませんでしたし、危ないシーンでは必ずカバーに入っていたのは流石です。
攻撃面ではブライムの活躍も見逃せません。
カウンター時やボール保持時で時間を作る重要な役割を担っていましたし、両利きならではのリアリティのある必殺のシュートフェイントもさすがでした。
3点目の得点演出も非常に発想力豊かで彼がこの試合に与えた影響は大きいなと感じました。
ヴィニシウスへの愛ある苦言と、次戦への引き締め
ただ、とびきりポジティブな試合のなかでも、エースであるヴィニシウスには愛ある苦言を呈させてください。
オフザボールの動きが酷すぎる!!!
仲間が必死にボールを奪ってカウンターを仕掛けようとしている時に、オフサイドラインを大幅に過ぎていたり、挙げ句の果てには歩いている始末…
100歩譲って守備はしなくてもいいから、攻撃面では常にゴールを狙っていて欲しいですし、もっと積極的に裏へランニングをして相手のDFラインを押し下げてほしいと強く思いました。
戦術的に攻撃時は左サイドに流れていたのだとしても、あまりに周りとの熱量と乖離したようなオフザボールに少し残念な気持ちになりました。
もっと積極的にラインブレイクを狙える彼を知っているだけに「なんで今までできていたのにできなくなるのだろう」と純粋に疑問です。
そして後半PKを外した直後、不貞腐れている場面がありました。
僕は彼がもう一段階上の「大黒柱」になるためには、やっぱりメンタル面の成熟は必須だと思います。
まとめ
- 圧巻の3-0!CLの魔力が引き出した、今季ベストと言える会心の勝利!
- 偽9番ブライムとピタルチの底での配球がハマり、組織的な崩しとカウンターが復活。
- バルベルデの衝撃ハットトリック!そしてクルトワの神セーブ!
- メンディやチュアメニの怪我の具合は心配だが、大きなアドバンテージを持って敵地へ。
次戦はラ・リーガに戻り、3月15日(日)の第28節のエルチェ戦です!
この熱狂のまま一気に突っ走ってほしいですね! いやー、今日は本当に最高の気分です。
今夜は祝杯をあげましょう!
ではまた次の記事でお会いしましょう! バイバイ!