
試合概要
この記事では、2025年12月11日(日本時間)に行われたチャンピオンズリーグ第6節「レアル・マドリード vs マンチェスター・シティ」の試合を振り返ります。
事前の報道通り、エンバペとカマヴィンガは間に合わず。
怪我人続出、崖っぷちのチーム状況で迎えた大一番。
選手たちは「気迫」を見せ、一時はリードを奪いましたが、終わってみれば現実は非情でした。
1-2での敗北 ロドリゴの待望のゴールで先制するも、セットプレー2発に沈んだマドリー。
しかし、この敗北が突きつけたのは単なるスコア以上の問題です。
ヴィニシウスの独りよがりなプレー、機能しない交代策、そしてアロンソ監督の去就。
期待を抱きながらも、暗中模索となった90分を、忖度なしで振り返ります。
まいマド的総括
CL第6節レアル・マドリード vs マンチェスター・シティのスタメンとハイライト
試合ハイライトはこちら
※ハイライト引用(WOWOWサッカー official)
両チームのスタメンとフォーメーション


画像引用元(FOTMOB)
途中出場(マドリーのみ)
58分 ゴンサロ OUT→ギュレル IN
67分 セバージョス OUT→ブライム IN
79分 アセンシオ OUT→エンドリッキ IN
試合の流れ
復活のCL男と「戦える」マドリー
試合序盤、ピッチ上の選手たちからは、あの無気力なセルタ戦とは別チームのような「気迫」を感じました。
球際の強さ、守備の戻り。大一番になるとスイッチが入るあたり、やはりマドリーはメンタルのチームだと再確認。
ビルドアップはアスレティック戦を踏襲した可変3バック(保持時チュアメニ落ち)を採用しつつ、前線は3トップ気味に。
クルトワからは無理に繋がず、かといって捨て球とは言い切れない(というかシティの回収がそこまでイケてなかった)
「コスパの良いロングボール」でシティのプレスを回避し、リズムを作ります。
そして27分、ベルナベウが沸騰します。 自陣深くでカレーラスが良い形で奪うと、スムーズなカウンターから逆サイドへ展開。
最後はロドリゴが右足一閃! 「さすがCL男、さすがシティキラー」 久しぶりの得点がこの大一番での先制点。
ゴンサロ→ロドリゴ→ヴィニシウスの決定機(6分)も含め、自陣深くからの再現性のある崩しができていました。
セットプレーの悪夢とドクの恐怖
しかし、シティは一瞬の隙を見逃してくれません。
34分、CKから失点。
ベリンガムがマークにつききれず、グバルディオルに頭で合わせたシュートをクルトワが弾いたところをオライリーに詰められました。
さらに42分、エリア内の混戦からリュディガーがハーランドを倒してしまいPK献上。
これは勿体なさすぎましたが「リーガなら流されてたぞ!」と言いたくなる判定です(笑)
前半だけでセットプレーから2失点し逆転を許します。 流れは悪くなかっただけに、悔やまれるビハインドでの折り返しとなりました。
崩壊した「ファイアフォーメーション」とヴィニシウスのプレーに疑問符
後半、1点を追うマドリー。
しかし、時間の経過とともにマドリーは自陣深くに押し込まれ始め、前半見られたプレス回避とキレのあるカウンターが打てなくなります。
後半の早い時間で アロンソ監督はギュレル、ブライム、エンドリッキと次々にアタッカーを投入。
俗にいう「ファイアフォーメーション」ですが、これが完全に裏目に出ました。
中盤の強度が落ち、ビルドアップの経路も消滅。 「とりあえず前に人数かけただけ」の攻撃はチグハグさを増し、決定機を作れないままタイムアップ。
ほぼ毎年シティと戦っているだけにこの完成度のシティには勝ちたかった…
その思いだけが空回りした後半でした。
管理人の感想
誰がヴィニシウスをコントロールするのか
個人的にこの試合、最も失望したのはヴィニシウスのパフォーマンスです。
後半、チームが苦しい時間帯に彼が選択したのは、確率の低いバイシクルシュートや、強引な単独突破、パスミスばかり。
フリーの味方がいても見えていないかのようなプレーには、正直がっかりしました。
ずっと思っているのは彼は「使われてこそ輝く選手」です。
僕のXの中では割と反響があったのはこのポスト
正直、今の彼は傲慢になりすぎています。
バルセロナ戦での交代時のリアクションもそうですが、彼が今アンタッチャブルになれるほどの活躍をしているかというと全くそうは思いません。
むしろパフォーマンスで言うと今季のクラシコは素晴らしかったですが、それ以外は昨季のCLドルトムント戦を最後に下がり続けていると感じます。
ポストと重複しますが、
今のマドリーには、彼の「強すぎるエゴ」をコントロールし、正しい方向へ導ける選手がいません。
彼の好きなようにプレーさせると独りよがりになってしまう。(元々繊細なパスや周りを使うのが上手じゃないですし)
彼の問題が解決しない限り、どんな監督が来ても同じことが繰り返される気がしてなりません。
アロンソ監督の「博打采配」への疑問
とはいえ、アロンソ監督の采配にも疑問符がつきます。
後半の交代策、特にブライム投入あたりからの采配にはプラン不足を感じました。
得点を追う展開とはいえ、アタッカーを並べるだけの特攻戦術でいい思い出はありません。
特に個人的にもこういうヤケクソっぽい選択肢を選ぶのは嫌いです。
むしろカウンターのリスクが増大し、攻撃の形も崩れて自滅していくパターンがお決まりになりつつあります。
エンドリッキが無理やりなクロスに合わせるなど「個の煌めき」を見せたのが唯一の救いでしたが、 組織として崩す絵が描けていないのは監督の責任と言わざるを得ません。
組織か、個か、それとも…
屈辱的な敗北を喫したセルタ戦よりは戦えていました。
選手たちの気持ちもすごく見えました。
ロドリゴのゴールも見事でした。
しかし、結果は敗北。 監督を解任するのが一番手っ取り早い解決策かもしれません。
でも、ピッチ上で好き勝手にプレーする選手がいる以上、監督を変えても根本的な解決にはならないと僕は思います。
今必要なのは、戦術の修正以上に、 「チームのためにプレーできない選手は聖域なく外す」 くらいの荒療治なのかもしれません。
まとめ
- ロドリゴに復活の兆し
- セットプレー2発で沈む
- 後半の交代策と戦術には疑問符
- ヴィニシウスに対するアクションはそろそろ本気で考えた方がいいと思う
CLグループステージ突破に向けて黄色信号。
そしてチーム内部に抱える闇は、怪我人の多さ以上に深刻です。
チームがまた一枚岩となって戦える日は来るのでしょうか。
次戦は12月15日(月)05:00~(日本時間)のCL第16節のアラベス戦です。
ではまた次の記事でお会いしましょう!
バイバイ!