試合レビュー

【シティ撃破】ヴィニシウス圧巻の2発!ギュレルの“新ロール”と黄金律がシティを完全粉砕! マンチェスター・シティ vs レアル・マドリード 試合レビュー チャンピオンズリーグ ラウンド16 2nd leg

試合概要

この記事では、2026年3月12日(日本時間)に行われた、

チャンピオンズリーグ ラウンド16 2nd leg『マンチェスター・シティ vs レアル・マドリード』の一戦を振り返ります。

1stレグを3-0で大勝し、圧倒的優位な状況で迎えた一戦。

しかし、相手はホームのシティ。
アルベロア監督がどのようなゲームプランを用意するのかに注目が集まりました。

結果は、ヴィニシウスの2ゴールもあり 1-2での勝利!(トータルスコア1-5)

結論から言えば「序盤の数的不利で勝負ありとなった勝利」でした!

まいマド的総括

チャンピオンズリーグ ラウンド16 2nd leg マンチェスター・シティ vs レアル・マドリードのスタメンとハイライト

試合ハイライトはこちら

両チームのスタメンとフォーメーション

画像引用元(FOTMOB

試合の流れ

試合を決定づけた19分のPK獲得と、クルトワの理不尽な壁

立ち上がりは予想通り、トータルスコアでビハインドのシティが保持しマドリーが非保持からカウンターを狙う展開。

シティの圧力に押し込まれ、序盤からプレスが遅れ危うい場面もありましたが、
ここでマドリーの最終ライン、特にハイセンの落ち着いたビルドアップが光ります。

1stleg同様にシティのプレッシング設計を突き、後方から安定してボールを前進させることができました。

そして19分、試合を大きく動かす瞬間が訪れます!

マドリーの保持からヴィニシウスを中心に波状攻撃を仕掛けると、彼のシュートをブロックに入ったベルナルド・シウバの手にボールが直撃。

これがハンドの判定となり、レッドカードで一発退場&PK獲得!
この大一番で、1stlegでストップされたコースにシュートを蹴り込みヴィニシウスがエティハドを沈黙させます。

その後は数的不利となったシティと、カウンターで仕留めにかかるマドリーによるオープンな殴り合いに。

シティも猛攻を仕掛けてきますが、そこに立ちはだかったのがクルトワです!
前半だけで2〜3点は防いだであろう理不尽なまでのセービング連発。

こういうヒリヒリする展開での彼の存在は、本当にデカすぎます!

ギュレルの“クロース化”と、一瞬の隙を突かれた失点

この試合では非常に興味深い戦術的配置が見られました。

ギュレルが左サイドバックの位置まで落ちて最終ラインのビルドアップに参加。
低い位置でハイセンと短いパスを交換してプレスを回避し、彼にボールが入った瞬間、ヴィニシウスバルベルデが背後へランニングする形。

シティのプレッシングを配置と流動性で攻略する形は1stlegに続いてポジティブな要素です。

さらに個人的には左サイドバックの位置から精度の高いキックを持ってゲームを組み立てるギュレルの姿は、クロースを彷彿とさせました。

しかし41分、シティのショートコーナーからドクに右サイドを深く抉られ、マイナスのクロスからハーランドにズドン。
この試合再三狙われていたエリアから、選手たちの集中力が一瞬切れた隙を突かれた失点でした。

逃げ切りのポゼッションと、勝負を定めたヴィニシウスの極上オフザボール

後半開始早々、なんとクルトワが交代するというアクシデント!

僕はかなりドキドキしましたが、チームは慌てませんでした。

数的優位を活かしてボールを長めに保持することで、試合のテンポを強制的にスローダウンさせることに成功。
シティに傾きかけた流れをのらりくらりといなす、老獪なゲームコントロールを見せました。

68分には、攻守で素晴らしい奮闘を見せていた「リンクマン」ブライムに代えて怪我明けのエンバペを投入!

アルベロア監督の勝負師すぎる采配にヒヤヒヤしましたが、守備強度が落ちた分をチーム全体でなんとかカバー。

そして93分、自陣深くでのプレス回避から右のカルバハルを経由し、チュアメニが角度を変えた高速クロス!

これに合わせたのは、完璧なオフザボールの動きで相手の死角を取ったヴィニシウス!!
普段、最終ラインとの駆け引きをしない彼が見せた、ストライカーとしての極上の動き。
本当によくわからないというか、底が知れない、恐ろしい男です!

管理人の感想

リンガム&エンバペ不在で見つけた「黄金律」

シティ相手にトータルスコア1-5という圧倒的な結果もさることながら、この2戦は内容面での収穫が大きかったと感じます。

ベリンガムエンバペという二枚看板がスタメンに不在の状況で、今のシステムにおける「最適解」を見つけ出しました。

豊富な運動量で右サイドを中心に攻守を制圧するバルベルデ、偽9番として潤滑油になるブライム、低い位置で長短のキックでチームに時間を与えるギュレル、高強度のプレスと確かなコントロールでボールを運ぶピタルチ、そしてビルドアップの起点となるハイセン

これまでアタッキングサードでの停滞に苦しんでいたのが嘘のように、選手間の距離感が良く、流動的な可変が機能していました。

正直、二枚看板が復帰した際にこの「黄金律」が崩れてしまわないか、贅沢な心配をしてしまうほどです。

やはり1番の問題はヴィニシウスとエンバペの“共存問題”

この試合のMVPを選ぶのは本当に難しいですが、やはり2ゴールで試合を決めたヴィニシウスの大舞台での勝負強さは別格です。

特に1点目のPK奪取とレッドカード誘発はこの試合を完全に決定づけました。
それ以外にも決定的なシーンはいくつもありましたが、やはりこの試合を決定付けたという意味では19分のプレーが全てでしょう。

一方で、68分から投入されたエンバペについて。

彼が入ってから、爆発的なカウンターの出力は上がりましたが、チーム全体の守備強度とボール保持の質は明確に落ちました。
ブライムが献身的にこなしていたタスクとのギャップが浮き彫りになり、彼がピッチにいる20分間はシティに攻勢を許してしまいました。

改めて、「ヴィニシウスとエンバペの共存」というテーマが、今後のアルベロア体制における最大のパズルになると思わざるを得ません。

まとめ

  • トータルスコア1-5の圧勝!ペップ・シティを完全粉砕し堂々のベスト8進出!
  • ギュレルのクロースロールやブライムの偽9番など、主軸不在の中で完璧な「黄金律」が誕生。
  • ヴィニシウスの圧巻2ゴール!そして前半のクルトワの理不尽なセーブが勝利の立役者に。
  • エンバペ投入後の守備強度低下は課題。最強のピースをどう組み込むかが今後の鍵。

次戦はラ・リーガに戻り、3月23日(月)の第29節のアトレティコ・マドリード戦です!
今季最大の大敗を喫した相手に一泡吹かせることを期待しています!

ではまた次の記事でお会いしましょう! バイバイ!

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