現地記事要約

【現地記事要約】ウパメカノがレアル・マドリード移籍を希望? マドリーの選手獲得戦略

この記事ではMARCAの”Upamecano mira hacia el Bernabéu y se ofrece al Real Madrid”を日本語で要約し、紹介します。

記事のポイント

  • バイエルン所属のウパメカノが契約満了を見据え、レアル・マドリード移籍を希望
  • 契約満了を待って移籍先を決める流れが欧州で一般化し、マドリーが「フリー獲得」の中心的存在に
  • ウパメカノはフランス代表の同僚コナテとともに、マドリー移籍を目指す?

記事の概要

契約満了を利用した移籍戦略の広がり

近年、選手が契約更新を先延ばしにして「フリー移籍」での移籍を狙う動きが増えています。
フリー移籍とは選手は無所属になるリスクを承知で契約満了まで待ち、クラブに移籍金を残さず新天地を選ぶ移籍プロセスです。

レアル・マドリードはフリー移籍での獲得を戦略として据えており、すでにアラバ、リュディガー、エンバペ、トレントらを獲得してきました。

マドリーのこういった姿勢と獲得実績によって、多くの選手が契約満了を待つ道を選び、マドリーへ視線を送り「自分はどうだろうか」とアプローチしています。

ウパメカノも同様に、契約満了を視野に入れながら移籍の可能性を探っている状況です。

ウパメカノの夢とレアル・マドリードへの思い

フランス代表DFウパメカノは、バイエルン・ミュンヘンで主力を担う存在ですが、幼い頃からの夢であるレアル・マドリード移籍を改めて志願しています。

過去、ライプツィヒ所属時代にもマドリーへ移籍の噂がありましたが、今回は本人が代理人を通じて強い意思を伝えています。

彼のポジションはレアル・マドリードの最優先補強ターゲットではないものの、選択肢として検討されているのが現状です。

コナテとの関係と移籍市場の動向

ウパメカノはフランス代表およびRBライプツィヒ時代からコナテとコンビを組んできました。
現在はそれぞれバイエルンとリヴァプールに所属していますが、両者ともにマドリー移籍を望んでおり、移籍市場では「二人揃ってマドリードへ」という期待も高まっています。

ただし、ウパメカノの所属するバイエルンは以前アルフォンソ・デイヴィスがマドリーと接触した際に更新を急いだ件を反省しており、同じ轍を踏む気はありません。

すでに「タダで失うくらいなら売却する」という方針を明確にしていますが、移籍交渉のタイミングが注目されています。

管理人の感想・考察

近年のレアル・マドリードは「フリー獲得」で確かな成果を挙げてきました。
直近でいうとトレントとエンバペですが、最も代表的な例はアラバとリュディガーではないでしょうか。
彼らはそれぞれチャンピオンズリーグ制覇に欠かせない存在となり、クラブに大きな価値をもたらしてくれました。

こうした超一流選手がキャリアのトップフォームでマドリーにやって来てくれるのは、クラブが長年積み重ねてきた実績とブランディング戦略の成果だと感じます。
一方で、移籍後数年で能力が低下してしまうリスクは避けられません。

実際、アラバは2021年にバイエルンからフリー移籍し、21-22・22-23シーズンではCL制覇に貢献する活躍を見せました。
しかし、23-24シーズンに大怪我を負って以降は、復帰後も低調なパフォーマンスが続いています。

リュディガーも昨季に怪我をおして強行出場を続けた結果、今季は序盤から負傷離脱。アラバと同じ道をたどらないか心配です。

フリー移籍は移籍金が不要という大きなメリットがある一方で、欧州トップ選手の高額なサラリーや「2〜3年で能力が落ちるリスク」と表裏一体だと感じます!
それでも、契約延長を選ばず「マドリーでプレーしたい」と考えてくれる選手が多いのはマドリディスタとして嬉しいですし、マドリーが世界最高のクラブである証だと思います。

まとめ

近年のプレミアリーグを筆頭とした移籍金の高額化に対抗すべく、マドリーはフリー移籍を活用してきた。

その結果、アラバ、リュディガー、エンバペ、トレントといったワールドクラスをベルナベウへと集め、世界最高の戦力を築き上げている。

リスクを冒してまで選手たちがマドリーを選ぶのは、積み重ねた伝統と緻密なブランディング戦略の結果。


この抜け目なさこそが、レアル・マドリードを世界最高のクラブたらしめる理由なのかもしれない。

-現地記事要約

© 2025 まいにちマドリディスタ Powered by AFFINGER5